三十路サラリーマンの夜明け

今年で30歳のサラリーマンです。日々思ったことなど綴っていきたいと思います

世界有数のアイアンマンレースをたった半年の準備で完走できた理由 その二

練習内容に関して、もう少しご説明したいと思います。

 

私は、アイアンマンレースの準備に当たって、一度も同等の距離をこなしたことはありませんでした。

それどころか、海で1.5キロ以上泳いだこともなく、100キロ以上漕いだこともありませんでした。

 

距離に対する不安はありましたが、一方で、なんとかなるだろうとも思っていました。

 

その自信の出所として大部分を占めるのは、

 

インターバルトレーニングの多用

スクワットの多用

 

に他ならないかなと思います。

 

アイアンマンは準備を始めた半年のうち、仕事でオーストラリアの現場にいました。

 

毎朝4時におき、20時に帰宅する日々を三ヶ月つづけました。

当然、長距離の練習を行う時間もとれず、帰宅したら疲れて寝るの繰り返しでした。

 

そんな状況でも、寝る前に10分あれば、スクワットはできます。

また、休みの日に1時間あれば、みっちりインターバルトレーニングは行えます。

 

そうしたスキマ時間を見つけては、これらのトレーニングに励んでいました。

 

スクワットといっても、私の場合、太ももの血管が出るまで、徹底的に追い込みます。

それが、バイクパートで粘りを発揮できた一因になったかなと思います。

 

また、半年前まではメタボ気味でしたが、スクワットを日々取り入れることで、体脂肪もみるみる減っていきました。

大腿部は人体で最も大きな筋肉のため、そこを鍛えることで代謝が上がったのでしょう。

 

以上のとおり、アイアンマンの距離を一度もこなしてなくても、アイアンマンは完走できます。

 

もちろん長距離をこなす練習も必要かと思いますが、下半身の筋肉をつける、心肺機能を鍛えることは、アイアンマンの距離をこなすのに不可欠かつ、近道である要素だと思います。